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22
2012

ペン職人だより~ 日々追い込み製作!?

standard type 7 2

年の瀬も迫り、納期の迫ったペンの製作に追われていました。
いました、というのは頑張ってようやく峠を越えたからです^^。

製作なら製作でずっとその業務に没頭できればいいのですが、
タイミングを見計らって修理の仕事もしているので、なかなか
計画通りに進まないのです(汗)。
修理を依頼されるお客様には、お急ぎかどうかを確認していますが、
ペンって人によっては数日それが無いだけでかなり不便な思いを強いられる
ものですよね。だから、なるたけ早くお返しできるようにはしています。
一口に修理といっても、デザインや機能上の改造・改良を依頼される方は、
割とお時間を下さいます(笑)。

standard type 7

写真はスタンダード型(宝珠・棗)のMサイズ、右2本が萌芽・樽型の
懐中サイズで、削り終わったばかりの研磨前の状態です。
(左から黒エボx2、深海x2、碧巌、黒エボx2)
このように、同じシリーズやサイズのご注文がバランス良く受けられれば
まとめて作れるので、割と短期間で仕上がります。
・・・といいつつも、カスタムオーダーというものは単に色や形を
選ぶだけの単純なものではなく、これに肝心要のペン先のタッチが加わる
訳ですから、やはりこの後の工程も場合によってはまとめてとはいきません。
例えば、超極細のご注文や、ペン先軟化の特注など。申し訳ありませんが、
これらは別途費用がかかってしまいます。
因みに写真の軸はすべてカートリッジ式なので、それも一挙に取り掛かれた
理由なのです。めでたしめでたし。


onoto type 15mm


それと対照的なのが、このオノト型。3本とも中間サイズのΦ15mm軸です。
外見上は判別できませんが、上2本がインク止め式、下の柄(柘榴)が
カートリッジ式。前述のようにインク仕様が異なるということは、内部構造が
全くの別物なので同時製作のメリットはあんましないです(泣)。キャップだけが
共通で、強いていえば同じサイズのエボナイト棒からの削り出しであることと、
胴軸の外部加工がだいたい同じことぐらいかな。

でも、ま、折角なのでやはり一緒に作っちゃいましょう! 確かに効率は上がります。
石原裕次郎さんの『嵐を呼ぶ男』ではありませんが、「ええい、面倒だ。このへんで
ノックアウトだぃ!」といった感じです(古っ)。


onoto type 15mm 2

磨いてペン先を取り付けた、完成した写真もどうぞ。
前回の記事と同じようなまとめになりますが、オノト型は下町のエボ屋さんのHPに
まだ写真がアップされていませんが、ラインナップとしてご用意させていただいて
おります。ご興味のある方は、以下のページから値段表(PDF)をご覧下さい。

http://eboya.net/?mode=f17
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